運動遊び

幼児期の運動遊びは、身体を動かすこと自体が楽しみであり、その結果として、「体力・運動能力の向上」、「健康的な体の育成」、「意欲的な心の育成」、「社会適応力の発達」、「認知的能力の発達」につながるといわれていますimg_undou01幼児は心身全体を働かせて様々な活動を行います。幼児期は、神経機能の発達が著しく、タイミングよく動いたり、力の加減をコントロールするなどの運動を調整する能力を向上さえる時期と言われています。

また、幼児期に遊びを中心とする身体活動を十分に行うことは、心肺機能や骨形成にも寄与し、丈夫でバランスのとれた体を育みやすくなります。生涯にわたって健康を維持し、体調不調を防ぎ、身体的、精神的にも疲労感を残さない効果があるといわれています。  
 幼児にとって、思いっきり伸び伸びと動くことは、健やか心の育成を促し、遊びから得る成功体験により育まれる意欲や有能感は、何事にも意欲的に取り組む態度を養います。また、多くの友達と群れて遊ぶことにより、ルールを守ったり、自己を制御し、コミュニケーションをとる社会性を養うことにもなります。
img_undou02

遊びを中心とした運動は、さまざまな状況判断から運動実行まで、能の多くの領域を使用し、素早い方向転換などの敏捷な身のこなしや状況判断・予測などの思考判断を反復して必要とする全身運動となっており、脳の運動制御機能や知的機能の発達促進に有効であると考えられています。
文部科学省の「幼児期運動指針について」(平成24年3月28日 23文科ス第957号)に、書かれているように、「幼児期における運動の実践は、心身の発育にきわめて重要な時期であるにも関われず、すべての幼児が十分に体を動かす機会に恵まれていると言えない現状」があります。

 時々、「うちは、スイミングスクールなどのスポーツクラブに入っているので大丈夫」と話される保護者の方もいらっしゃいます。スポーツには、各々のスポーツ毎に中心となる動きがありますが、子供の遊びの中には、走ったり、跳んだり、投げたり、引っ張りあったり、などなど、いろいろな動きがあり、しかも、予測できない順番で現れます。ビエネスター こども園 運動遊び幼児が行う「鬼ごっこ」のような遊びの方が動きの多様さでは、多くのスポーツより勝っています。
 当園では、先の指針で示されているように、多様な動きが経験できるようにさまざまな遊びを取り入れ、楽しく体を動かす時間を確保するとともに、お子様の発達の特性に応じた「遊び」を中心に、体を動かす機会を提供することに努めています。